【エセ科学用語「マイナスイオン」その4】
(©Pedro Ribeiro Simões , Writing )
【目次】
【後述・残す疑問】
このマイナスイオン発生させるヘアドライヤーどうするの!
と声を出したい人、はい、分かってますよ。
マイナスイオンの摂取が静電気を発生させないようにする対策だったと思ってがっくりきた人。
でも、まだ残す疑問があると思っているでしょう。
- 森林浴でのリラックス効果
- 滝の近くのリラックス効果
- ヘアドライヤーのマイナスイオン
これでしょう?
ヘアドライヤーについては後述するとして、この辺についてふれますね。
まず、1・2番は人の多いところで人によってストレスを受けて生活していた人が、人が少なく開放的な環境に変わったことによるリラックスが第一にあります。
その根拠は、森や滝のそばにすむ人たちがよく知っているのではないでしょうか。その人たちが都会に出て必ずしもリラックスしないのは、都会の人混みや狭い空間のせいだといえます。
(©fRandi-Shooters , 2011)
そしてお待ちかね。
3番のヘアドライヤのマイナスイオンの正体は、コロナ放電だそうな。コロナ放電は「静電気除去装置」に使われる仕様だそうです。
(cf;;知恵袋)
このコロナ放電によって、タオルふきによって起きた髪のに帯電した静電気を除去してサラサラにしてくれるのが、マイナスイオンヘアドライヤーです。
結論として、髪の毛をサラサラにしてくれる効果がありますので、是非使い続けるといいですよと思っています。
また、1番については少し詳しいひとは「いや、フィトンチッドのせいだ!」と返してくると思います。しかし、フィトンチッドによる健康はマイナスイオンによって定義・証明されているため不正確だと言えます。
(*これもちょっとおもしろい話なのでとりあげてみたいと思ってます)
2番について「滝の近くにいくと得られるあの爽快感はなに?」というのも気化熱が滝によって冷却され、涼しく感じるためですね。
全て晴らしてしまうとロマンティックな部分がなくなってしまいますが、実際さきほども書いたように環境を変えることによるリラックスは、心地よいもんです。
狭い部屋で集中するのも作業効率が高まると思いますが、たまには外に足を運んで強制的に目を外の広くて刺激の多いものにさらすのも爽快ですよ。
(©Pedro Ribeiro Simões , Walking on the street)