【心理】誉め上手は「耳つぶ上手」
ほめ上手な人、いますよね。
歴史的に有名なほめ上手と言えば、小学生の歴史に登場した、 松下村塾の吉田松陰です。
彼のよく用いた言葉は。
「天下一」とか「防長随一」という言葉
だったそうな。
「あんたは天下一の才能の持ち主、将来国を引っ張っていけるよ!」
こんなん、現代で言われたらほめすぎで逆に裏のあるような気がしますが、 実際にはほめられ伸びた者は明治維新の原動力となった 高杉晋作、明治政府で総理大臣を務めた伊藤博文、山県有朋などなど、 パワーをガッチリ身に着けています。
誉め言葉の詳細は吉田松陰さんをヒントにしていただくとして、 問題はこれらの言葉を体得したあとです。
タイミングよく話せた、しかしテンプレのカタコトでは響く言葉も弱くなります。 そこで、さらに効果を見せるであろう手法が
右脳は、「感性・直感・イメージ・芸術」を司り、左脳は、「理性・記憶・計算」。
という脳のしくみを利用する方法です。
そんなのどうやるのと思うかもしれませんが、簡単です。 実はわれわれの耳は
「左耳で聞いた情報は右脳に響きやすく、右耳で聞いた情報は左脳に響きやすい」 【首都神話】女性を口説く時は、左耳にささやけ!? 耳にも「利き耳」があるんです|TOCANA
のです。
つまり、左耳から話しかけることにより、ほめ言葉がより素直に伝わるわけです。 吉田松陰は生徒と同じ立場に立って一緒に勉強することを基本としていたので、 机を右手に並べて誉めては伸ばしを繰り返したことでしょう。
左耳からほめる。やってみませんか。
んじゃ、文字はどうすんだよってのは良いツッコミです。