先輩を上機嫌にさせる家族攻撃
お前のTシャツくさくない?
きっとお前の母ちゃんの手くさすぎて、臭いついてんじゃない?
自分はいいけど、母ちゃんのこと悪く言うなよ!良い匂いだよ!
そんな家族攻撃、頭に来ますよね。
しかし、先日は後輩から気分のよくなる家族攻撃を受けましたので
先輩視点として、最高に気持ちよかったことばを紹介します。
先週、とあるお手伝いを後輩にお願いし、数日間かかりそうなので夜ご飯をごちそうしたのですね。
とはいえ大したものでもなかったのですが、個人的に気に入っているイチオシのお店に連れて行ったのですよ。
高級だとかそんなもんでもなく、普通の定食みたいなのをイメージしてください。
味の濃い一品がとても気に入っていたのでそれを食べようとオススメして、
酒のお供に合わせて僕も超ご機嫌になりました。
後輩くんも、同じ飯を食らって
「うまい!これはいけますね~」と。
自分も好物なので、そうでしょ~と共感。
しかし途中でハッとしたんですね。
いやあいけない、自分のお気に入りで上機嫌だとか相手の事考えてなかったと。
そんで他にも頼んでいいよ~と促すも、謙虚なので遠慮があったのかあんまり頼まなかったのですね。まあ、この辺は意外と不快にも愉快にもならなかったですね、個人のペースありますし。
でもいい子だなとは思いましたよ。
なんやかんや1時間ほど雑談に花を咲かせて帰り際、
「うちの家族は、**すごい好きで、よく家族で食べにいくぐらいなんですよ。
今日の**もとても美味しかったので家族にオススメしたいですね。
今度テイクアウトしなくちゃいけないですね~!」
きっと計算なしに言ったのでしょうね。(もともとそういう子じゃないですが)
すげーインパクトありました。
よく家族攻撃ってのは、ものすごく嫌われたりしますよね。
その逆ですよ。
「俺の母ちゃん、お前のこと気に入ってるからまた来てよ!」
悪い気しません。
むしろ、目上の方からの評価、とても嬉しいですね。
裏なんかはとっていないですが、素直な感想ですのでわりと汎用性あるのではないでしょうか。
「先輩!今日はごちそうさまです!
家族も好きそうな味だったので、特別な日に連れてきたいと思います!」
もちろん心から言う必要はありますよ、それぐらいは見抜かれます。
でも奢られて嬉しかったときや、感謝を表したいときの言葉につまったら一つの道筋として残しておくのはいかがでしょうか?
以上、家族を引き合いにだして褒める良い意味の家族攻撃!
いや、家族による援護射撃でした。
不労所得の不文律
10年ほど前ですがとあるブログで目にした文章が頭を離れません。
もし、こんな仕事があったら、あなたは希望しますか?
年収は1,000万円保証。終身雇用で途中退職は許しません。仕事は、朝9時に出社して、独房に入ります。冷暖房完備。ゴロゴロしていてOK。ベットとトイレとテレビ有り。夕方5時まで独房で過ごします。それを35年間繰り返す事。アフター5は自由です。家庭を持ち、パパになり、家族のために働くも良し。生涯独身も良し。土日も休みです。
おそらく不労所得のことを指しているんでしょうかね。
個人的には作家やアート系の方はこの環境は受け入れるのではと思っています。
生活の基盤が保証された上で、作家活動に勤しめるなんて理想的だなとも思いそうです。
これの厳しいところは、外出が難しいとこころですかね。
この点が引っかかり、不労所得ではないではないかと反論を受けそうな気がしますね。
一般的な夢見る不労所得は遊んで暮らしてそれでも尽きない財産みたいなことだと思いますが、
これはこれで飽きがくるんだとか格闘家の朝倉未来さんがYoutubeでぽろっと漏らしましたね。
(どんな遊びをしたのかわかりませんが)
大体、本当に自分のことだけを考えて働かずに遊び続けると財産を増やす要素がないですから、自由落下中の無重力感のようなものを受けて不安になるものではと想像しちゃいます。
果たして不労所得者かつ無労者の皆さんいかがなんですかね。
一方、よく自己啓発のような発言をする人の中には、
全力で遊べば仕事になる
とか言っちゃうひともいますが、こりゃあコミュニティに属している前提があると思いますね。
遊びを仕事とした場合にはどこかで境目がなくなって両方向からの、目標の引っ張り合いによるストレスも発生するだろうし、遊びが仕事になることはなさそうだなと思っていますね。
とくに作品作り系の方は、仕事にした場合は他人の評価による影響を無視できるようになるにはたぶんに既得権益が絡むのではと、偉い人に頭の上がらない方を見ていると感じますよ。
冒頭に戻ると、独房に入りいわゆる高収入を得ることを不労所得だと考えた理由は、不労の裏に隠された不文律があるのかなという直感によるものですね。
直感は経験の蓄積によるものですから、別の意見を受けている方は冒頭の引用を見てもナンノコッチャですよ。あるいは、公務員かなと思う方もいるかもしれませんね。
それもまた別の可能性として今日はここまでに。
ソースは?出典明記とソースは俺
STAP細胞はあります。
学問であまり使われたくはないが、有名なことばの”剽窃*1”を世に知らしめるきっかけとなった事件がありました。
覚えているでしょうか。
以下、当時の記事を引用。
理化学研究所の研究者が英科学誌に発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で、2005年に米科学誌に掲載された論文と酷似した記述があり、無断で引用した疑いがあることが28日判明した。理研は「記述が似ているとの指摘があることは把握している」と述べ、不自然な画像データとともに、調査を進めているもようだ。
記述が酷似しているのは、STAP細胞の染色体に異常がないかを調べた方法を説明した補足部分。論文の主要部ではなく、内容の根幹には影響しないとみられるが、ドイツの研究者らが05年に、米国の生物学の学会誌に発表したマウスの胚性幹細胞(ES細胞)に関する論文の文章と10行にわたってほぼ同一だった。引用や参照したとの記述はない。〔共同〕
以上。
学生時代のへりくつと学生論文の裏技に迫ります。
STAP細胞が騒がれた当時は、著作権だ~とかは知っていましたが、万能細胞だとかインパクトもあったため、論文の剽窃はまたたく間に学生の間で話題になりました。
それ、剽窃じゃない?
誰の出典?
こんなやりとりがありましたよ。
かくいう私は真面目学生だったため、辞書や百科事典、孫引きすら剽窃を恐れて出典明記するようになったのですが、
学業の先行研究活動も2年もたつと様々な手間を一蹴したのが
ソース俺
でした。
学生論文の裏技の答えはソース俺なんですね。
実学は知りませんが虚学においても自身の経験は強いんですよ。
とくに文化史系*2の分野では実地調査できますから、百科事典などで地域的な特徴が挙げられたり、史実なぞちょっとでも出てくれば、たとえ被っている内容でも、人によって受け取り方は変わりますので、現地に赴くことで研究内容を充実させることができます。
経済研究も同様でしょうか。文学系分野にいましたので不明*3ですね。
ともかく実地調査により、先行研究と類似した研究結果が出てきても、先行研究を示したうえで、ソース俺だが、俺の場合はコレっていう、サンプル数1の貧弱な抵抗ができます。
サンプル数1ですが、学生研究ですとニッチなところにも足を運びますので、誰も興味ありません。サンプル数1で、絶対数2なら、先行研究におじぎをしながら横に並べるんですね。たいそうなおごりですよ。
こうなってくると、重要なのはいかに論理的に説明できるかです。
研究の根拠よりも、論理的かどうかという点に焦点がうつるなんて、さみしいですよね。
しかしそこに虚学の醍醐味があるんでしょうかね。
なんとも字のごとくと言ってしまうと先生方に怒られそうですが、
もし虚学で行き詰まっている方がおりましたら、ソース俺をいかに用いれるかに頭を働かせると突破口があるかもしれませんね。
そして、屁理屈になれてくるとこたつ飯が作れるようになってきます。
たとえば、この記事なんてそうですね。
この記事なんて、何一つ経験が伴っていないんですから。